ギター初心者にも安心なパワーコード
パワーコードは、たった2本の指で押さえるだけのシンプルなコードですので難しいフォームも不要で
力まずしっかり音が鳴らせるので、初心者でも安心です
しかも、ルート音をずらすだけでキーの移動も簡単。コードチェンジが楽だから、
「1曲通して弾けた!」という達成感もすぐ味わえます
今回はそんな初心者でも簡単に押さえられるパワーコードに関して見ていきましょう
パワーコードの押さえ方は『2つ隣の1個下』
コードには、覚えるためのちょっとした「合言葉」があります
それが「2つ隣の1個下」
どういうことかというと、たとえば6弦の5フレットを人差し指押さえたら、
そこから2フレット横にずらして、1本下の弦(この場合5弦の7フレット)を小指か薬指押さえるだけ
実際に図を見てみましょう

上段右の「6弦ルート2本ver」では、赤い丸(ルート)が6弦にあり、黒丸(5度)が2つ横にずれて1本下の弦にありますね
これが基本形のパワーコードです
下段の「3本ver」になると、さらにもう1本下の弦に同じフレットで1音追加していますが、その場合はルートから人差し指.薬指.小指の順番で押さえます
ぜひこの合言葉「2つ隣の一個下」を覚えましょう
超大事!鳴らさない弦をミュートしよう!
パワーコードを弾くとき、余計な弦の音が鳴ってしまうとせっかくのキレ味が台無しに…
そこで重要なのが「ミュート」です
今回は、写真を使って2つの代表的なミュートのやり方をご紹介します
1.人差し指を使ったミュート方法
㈠人差し指をすべての弦に軽く触れます
🉂指先だけ軽く曲げて6弦だけなるようにします(5弦ルートの際は5弦のみ)
🉁小指を立てておく
この方法は6弦ルートのパワーコードで押さえている弦より細い弦をミュートするのによく使われる超使うミュート方法です

2.中指と薬指を使う方法
人差し指のミュート方法だと5弦ルートを押さえている際に6弦のミュートが完全にできません
その際に使うのが中指と薬指を使ってミュートをしてあげます
その際のコツですが2本の指を真っすぐ触れると5弦をミュートしてしまうので
曲げて6弦に軽く触れるように意識するといいでしょう
パワーコードを弾いてみよう!横移動だけ!
まずは6弦のみ.5弦のみで横移動に慣れましょう
コツは如何に手の形を崩さないかです
弦を押さえている指先と親指の三点を離さないでにそのまま横に移動するイメージで移動しましょう

6弦と5弦をミックスしてみよう
慣れたら5弦ルートと6弦ルートのパワーコードの移動をしてみましょう

まとめ!
パワーコードは初心者でも簡単に押さえられるコードですので
『ギターって難しくて不安』という方でも安心して会得できます
文章だけではわかりにくいという方は無料の体験レッスンを受けてみてください